11月3日、4日のアベマプライムの米大統領選特集にマイアミから出演

11月3日、4日の午後9時からアベマTVで配信されたアベマプライムの米大統領選特集に、マイアミからズームで2夜続けて生出演しました。

予測はまたも外れた? 大接戦の大統領選がこれからの共和党、アメリカの民主主義にもたらすものとは

2020.11.05 13:15

今回の大統領選挙の様子を全米14都市で取材してきたジャーナリストの村山祐介氏は「やはり、トランプ大統領の元気さが支持者を勇気付けていた部分はあったと思う。退院して3日後にペンシルベニア州で開かれた集会を見に行ったが、寒空の下、70分にわたり演説を行い、『YMCA』に合わせて踊ってみせた。その模様は翌日の新聞で『Strong again』という見出しで報じられたし、“コロナに負けずに進んでいこう”という姿勢は、トランプ大統領の選挙活動ともマッチしていた」と話す。

 「ただ、私はこれからの共和党が心配だ。共和党のベースは白人の保守層だが、2045年までにアメリカでは白人の人口が50%を割り込むと予想されているので、多様性に気を配り、支持層を広げていく必要が出てくる。一方で、トランプ大統領に熱い期待を寄せ、トランプ大統領でなければ満足できない人たちが相当いる。今回、約120人のトランプ支持者にインタビューをしたが、二言目には“トランプは本当のこと、俺たちが思っていたことを言ってくれるし、実現してくれる”と言う。今回の選挙の後、そこをどうしていくのかが大きな課題だろう」。