東洋経済オンライン記事配信「トランプが劣勢の『フロリダ』で大逆転した真因」

劣勢予想を覆して大票田フロリダで快勝し、土俵際で踏みとどまったトランプ大統領。その立役者はキューバ系でした。彼らを突き動かしたものとはーー。11月7日の東洋経済オンラインに書きました。

トランプが劣勢の「フロリダ」で大逆転した真因

アメリカを南下して見えてきた知られざる現実

フロリダ州マイアミの集会で、トランプ大統領を写そうとスマホを掲げる支持者(写真:筆者撮影)11月3日に投開票されたアメリカ大統領選で共和党のドナルド・トランプ大統領は、世論調査で劣勢が伝えられていた大票田フロリダ州で民主党のジョー・バイデン候補を下し、接戦に持ち込んだ。世論調査が軒並み外れた2016年を彷彿とさせる展開だが、なぜトランプ氏は劣勢予想を跳ね返すことができたのか。アメリカの移民問題に迫った『エクソダス: アメリカ国境の狂気と祈り』の著者で、2019年にボーン・上田記念国際記者賞を受賞したジャーナリストの村山祐介氏が現地からリポートする。