月刊文藝春秋2月号に「分断国家アメリカ」を寄稿

月刊文藝春秋2月号(1月9日発売)に「分断国家アメリカ 200人の肉声」を寄稿しました。「パラレル」化する社会、むき出しの憎悪と敵意、日常化する暴力的言動、事実とウソの混濁、分断を増幅するメディア、そして無秩序化するネット空間--。現職大統領の扇動で支持者が米議会に乱入して5人が死亡するという衝撃的な事件に行きつく予兆は、トランプ政権の4年間で傷だらけになった米国社会のあちこちに生まれていました。半月前に書き上げた時点ではここまで一線を大きく踏み越えてしまう事態は想像していませんでしたが、事件の背景を考える現場報告としてご一読いただければ幸いです。