1971年
東京都生まれ。立教大学法学部卒。
1995年
三菱商事株式会社に入社し、環境ODA、中小企業の海外進出支援を担当。
2001年
朝日新聞社入社。札幌を振り出しに、宇都宮勤務の後、東京本社経済部で金融市場、経済産業省・外務省などを取材。
2009年
米ワシントンの特派員としてオバマ政権のアジア外交・安全保障を取材。国務省、国防総省を担当。
2012年
中東ドバイの特派員として「アラブの春」後の民主化やシリア内戦、イラク、イエメン、サウジアラビアなどを取材。
2014年
東京本社経済部で首相官邸サブキャップ、経済産業省キャップ。
2016年
GLOBE編集部で、米メキシコ国境の壁を越える移民を足かけ2年、計約3カ月かけて7カ国で取材。陸路で約1万5千キロをたどり、18か国出身の約300人にインタビューして、「壁がつくる世界」(17年10月号)、「『野獣』という名の列車をたどって」(18年3月号)、「エクソダス」(19年5月号)の移民3部作をまとめた。
インターネットテレビ・アベマTV のニュースチャンネルと共同制作した番組 「『野獣』という名の列車をたどって」 が、2018年の一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)による「第34回ATP賞テレビグランプリ」のドキュメンタリー部門で奨励賞を受賞。テレビ朝日・報道ステーションでは2019年5月、2夜連続特集「キャラバンの真実」として第1夜キャラバン編、第2夜ダリエンギャップ編とスタジオ編が放送された。
このほか、
・「一帯一路」を描いた「喝采と警戒のシルクロード」(19年2月号)
・「シーア派の三日月」を歩く「中東の新しい地図」(18年9月号)
・エボラ出血熱を検証した「アウトブレイク」(17年7月号)
・国際的な送電網をたどった「国境を越える電力」(17年3月号)
・520キロ歩いた「ひまわりが教えてくれた巡礼」(16年10月号)
などを取材、執筆した。
2019年
東京本社経済部次長として米中貿易摩擦やWTO、OPECなど国際経済分野のデスク業務を担当。
2020年
2019 年度「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞
3月末に朝日新聞社を退社。フリージャーナリストに。
ノンフィクション本「エクソダス アメリカ国境の狂気と祈り」(新潮社)を出版
米大統領選の取材で約二カ月間、車でアメリカ大陸を一万キロ超走り、約二百人にインタビューした。
2021年
「エクソダス」が第43回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」を受賞
活動拠点をオランダに移転。
学生時代からバックパッカーで、今も陸路と国境にこだわる。88カ国・地域を旅した。
趣味はジョギングと銭湯。デジタルガジェット好き。
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